課題見極めるキャンプに 東芝野球部、松山で始動
都市対抗野球で過去7度頂点に立った社会人野球の強豪、東芝が愛媛県松山市で行う春季キャンプを前に12日、工藤賢二監督らが松山市役所を訪問。企業チームの練習環境などについて遠藤美武副市長に話した。
東芝は、野球、ラグビー、バスケットボールの3チームが活動。野球部の練習はほぼ毎日行うが、1週間に1度は出社する。また、職場は試合の応援などを通じて、選手が現役引退後に会社生活を送りやすい雰囲気づくりを目指しているという。工藤監督は「会社の理解があり、野球に集中できる。その分、結果で応えたい」と話した。
恒例となった坊っちゃんスタジアム(松山市市坪西町)でのキャンプは13日から10日間行われ、今年で13年連続の開催。選手、コーチら計38人が参加し、松山フェニックスや韓国のプロ野球チームとの練習試合も予定している(入場無料)。